妊娠するとお腹が大きくなり、普段とは違うバランスになり腰も痛くなります。妊娠後期は足元が見えないほどの大きなお腹に・・・。
私の場合は二人目からは妊娠すると便秘になり、痔に悩まされました。そんな時に友達から「トコちゃんベルト」を勧められ、6人産後まで大変お世話になりました。
トコちゃんベルトってなぜ良いのかな?
妊娠するとなぜ骨盤が緩むのかな?緩むことで起きるトラブルは?
妊娠すると出産のため産道を広げるため「リラキシン」という女性ホルモンが分泌されます。このホルモンには骨と骨をつなぐ靭帯を緩める働きがあるため、骨盤の周りの靭帯もゆるめ骨盤が不安定な状態になります。
骨盤には子宮と内臓を支える役割があるので、骨盤が緩みすぎると内臓か下垂し、胃や腸、膀胱が圧迫されます。すると内臓の活動が鈍くなりつわりが長引いたり、尿漏れ、便秘を起こしやすくなります。妊娠中の便秘により痔になったのは私です。
さらに、もともと骨盤底部あった子宮が内臓下垂によって圧迫されます。さらに子宮が下に押し出されると子宮頸管が強い圧迫されることによって、お腹の張りや切迫早産を起こすことがあります。
また骨盤のゆがみにより前に倒れそうになる体を腰回りになる筋肉が必死に支えようとするので、腰痛や足の付け根が痛くなったりします。
トコちゃんベルトをすることで骨盤高位を保ち、内臓が元に戻り胃腸のバランスがを整え、子宮頸管の圧迫が軽減され内臓が元に戻り胃腸のバランスがを整え、子宮頸管の圧迫が軽減され頸管の長さが回復し、お腹の張りが治まりやすくなります。
トコちゃんベルトとは?
トコちゃんベルトには3種類ありますがⅠとⅡの2種類が妊娠初期から産後2カ月まで使えます。
トコちゃんベルト1 ⇒恥骨にゆるみを感じる方
骨盤のゆるみを寄せるベルト。ベルトの前側がサンドイッチ構造になっていてずれにくく、またおしり側から骨盤を支え恥骨をしっかり寄せられます。
ただサンドイッチ構造が妊婦さんにはちょっと面倒です。
妊婦さんにオススメはトコちゃんベルトⅡ
トコちゃんベルトⅡは骨盤を前から後ろに支え、おしり側を寄せます。妊娠してトイレが近くなった、便秘気味、腰痛などのトラブルの方にオススメです。
トコちゃんベルトのサイズの選び方は?
トコちゃんベルトは骨盤のゆるみ、ゆがみを軽減するケアアイテムなので、体あったベルトを選ぶことが大切です。
トコちゃんベルトのサイズはヒップサイズで選びます。
トコちゃんベルトのサイズはヒップサイズで選びます。「ヒップサイズ」とはおしりの一番膨らんだところから恥骨にかけて1週の長さです。
(測り方)
- 足を揃えて真っすぐ立ちます
- 恥骨あたりからおしりの一番膨らんでいるところを水平に1週します。ぎゅっと締め付けて測らず、添える程度で測ってください。
実際に分かりにくい、自分で測るのが不安は場合は産婦人科さんで取り扱っている病院がいくつかありますので、一度相談してみると良いと思います。私は自分が通っていた産婦人科では取り扱っていなかったので、トコちゃんベルトを扱っている産婦人科に問い合わせて、実際に試着が出来るか聞きました。問い合わせた病院はトコちゃんベルトを実際に30分ほど装着させてくれました。買う前に一度試着できるようであれば実際にトコちゃんベルトを着けてみると買う時に安心ですよね。
トコちゃんベルトのサイズの選び方は?
トコちゃんベルトはトイレに行くときも外さなくて良いようにショーツの下に着用します。
- トコちゃんベルトが汚れないようまず、腹巻おへその下から腿あたりまで広げて着ます。
- 片方のベルトの端を穴に通しマジックテープで止めます。もう片方の端もマジックテープで止めます。(輪になります)
- ベルトの穴がある方がおしり側、ベルトが太い方をおしり側に座って、もしくは寝て装着します。
- ベルトを通したら横になり、仰向け寝でおしりの下にクッションを入れます。5分ほど「骨盤高位」の体勢になります。この時に膝を左右に揺らしたり、安静する事で骨盤が整います。
- ベルトの先端を持ち、おしりをきゅっと寄せます。ゆるみの分だけベルトを引き、おしりにベルトを密着させます。ベルトに親指をひっかけ、ベルトとおしりに4本の指を入れた時左右に動かせるぐらいが理想のベルトの強さです。「手首まで入ってしまう」はベルトが緩すぎ、「指が全く入らない」はベルトの締めすぎです。
- 立ってトコちゃんベルトが恥骨、大転子(太ももの一番太い位置)に通っているか確認します。
- おしり側は上下に動かし自分が心地よい場所に調節します。座ったり、立ったりしてトコちゃんベルトの強さも確認します。
- トコちゃんベルトの位置が決まったら、ベルトより下の腹巻をベルトを隠すよう上に折り曲げます。
- ショーツを履きます。ショーツのゴムがトコちゃんベルトの上を超えないよう折り曲げます。妊婦用ショーツじゃなくても良いそうです。妊婦用ショーツはその時しか使わないので、買わなくても良いならオススメですよね。
トイレに行くときはおしり側のベルトをずらしてします。外すときは仰向けになってから外すようにしてください。
ベルトをすると快適に
トコちゃんベルトをしているうちに、だんだんベルトをしている方が腰痛も軽減され快適になってきます。産後はさらにトコちゃんベルトを締める事で骨盤の拡がりを抑える事も出来ます。
私自身も2子以降は30代になりました。すると腰痛も年々酷くなり、トイレが近くなり大変でした。第2子以降、妊娠してからトコちゃんベルトをしなかった日はないぐらい必須でした。大変お世話になった妊婦用品です。
妊娠すると体系が変わります。お腹も大きくなり重心も変わってきます。妊娠中の腰痛、足の付け根の痛みなどで悩んでいるママにすこしでも快適に過ごせるようになってほしいと思います。
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