いやいや期に入ると、ひどい子の場合・・・

このいやいや期、いつまで続くのかな?
と不安に思うママも居ると思います。
「魔の2歳児」と言われるいやいや期は二人に一人は1歳半から始まり、だいたい2年程度と言われています。
なぜ「いやいや期」なのか
脳には自分の欲求をを抑制を働きをしてくれる「前頭前野」というところがあります。
この前頭前野は3歳ぐらいまでほとんど発達していないため、自分の思い通りにならない事に癇癪をおこしてしまいます。
けっして、ママのしつけが悪いわけではありません。
また1歳半ぐらいにあると歩くスピードも速くなり、行動範囲が広がる時期です。
行動の成長に比例して言葉の理解も進み、心身の発達で自我が芽生える時期です。
いやいや期は成長過程で非常に大事な時期と言えます。
子供が順調に育っている証拠なのです。
「いやいやがそのままでわがままな子に育ってしまうのでは?」
「協調性のない子に育ってしまうのでは?」
と不安になるママもいると思います。
「前頭前野」の発達がはじまる4歳ぐらいから始まり、気が付けば「あれ最近いやいやって言わなくなったな~」っ気づく時がきます。
いやいやスイッチが入るときはどんな時?
いやいや期がひどい子やたまにいやいや期が無かったという子も居ます。
いやいや期は始まるのも、いやいやになるのも人それぞれ。
穏やかだったのに急に豹変したりします。
いやいやスイッチが入る時
- 気に入った服じゃないと泣く
- 公共の場で静かに出来ない、床に寝転んで泣き叫ぶ
- 何をしてもイヤだという
- 断固として動かない
- ベビーカー、自転車から乗り降りしたがらない
- 下に兄弟が出来た
などだと思います。我が家もそれぞれです。特にひどかったのは3女でした。
3女場合は他の子供に比べ、言葉を話し始めるのも早かったし、物事を理解しているのが早かったと思います。
その為自分の思い通りにならない事に早くからいやいや期に入ったと思われます。
乗り越える3つのコツ
ここでママがしていけない事は、
「子供のいやいやの理由が分からず頭ごなしに叱ってしまう事」です。
子供は叱られたことは理解できません。無理に抑え込んでしまうと、のちのち気持ちを爆発させる原因になりかねません。
①時間に余裕をもって出かける
時間に余裕を持つとこことにも余裕が出来ます。
時間が迫ってくるとママは急いで行動できますが、子供はそういうわけには行きません。
「あと少しで帰るから」など声かえをしたり、あとどのくらいで移動するのか、このテレビが終わったらどうするかなど教えると子供も分かりやすいと思います。
②遊びにかえる
朝の着替えなど期限を損ねるとなかなかやってくれません。
「ママと一緒にお着換え競争だよ~!」などゲーム感覚にすると、さっきまであんなに泣いてたのにスッと立ち慌てて着替え始めるなんて事もあります。
言い方を少し変えて、一つの遊びになるよう声かけするのも良いです。
③いやいや期はこんなものと諦める
子供がいやいやで理解できず、ママがイライラしていると悪循環になります。
子供はママの機嫌を良くみているので、ママが機嫌悪いと子供も機嫌悪くなります。
これも成長の一つの過程として、諦めて見守るしかないと思う事もママの気持ちが少し楽になると思います。
ちなみにうちの3女は公共の場で寝転んで泣き叫ぶタイプでした。
最初は声をかけるもののどうにもならないと私も諦め、見守る事にしました。
(周りの目も気になりますが、どうにもなりません。)
周りの方が「どうしたの?」って声かけられたりすると子供も恥ずかしがって立ち上がって戻ってきます。
実際子供も泣いていたものの、自分がなぜ泣いていたのか忘れてしまっているものです。
【まとめ】いやいや期は子供の個性と思って乗り越えて
子供それぞれ生まれ持った個性があります。うちの子でも6人同じところから産まれてきてもぜんぜん性格も違います。
いやいや期も子供それぞれでしたし、いやになるポイントも全然違います。
乗り越え方もそれぞれだと思います。
ママが一番その子に合った乗り越え方をするのが子供にとっても一番良い方法だと思います。
子供の成長過程にとっても大事な時期ですし、気が付けば子供も自分で違う方法で解決する方法を見つけられるようになります。
それも更に子供の成長です。
ママも暖かく、すこしは諦めたりして子供の成長を見守ってくださいね。