
将来的にも子供にお金が掛かる事は頭では分かっています。
子沢山だとなおさら、いくらぐらい掛かるのか知ってみたい。
実際に頭の片隅には子供の教育費が掛かるのは分かっています。ですが、実際にどのくらいお金が掛かるのかははっきり見えてないのではないでしょうか。
先日こんな話も聞き、この先真剣に考えてみる必要があると思ったところでした。

今はまだ幼児~中学生の3男3女を子育て中のこんまむ(@konmomkonmom6)です。この先を考えて、一旦子供の教育費はいくらになるか考えてみることにしました。
今回は子供の教育費は実際にどのくらい、そして将来に見据えての出来ることなどを考えてみました。
実際に掛かるお金等を想像するだけでも、今後の為になるのではないかと思います。
【子沢山】子供の教育費は大学まで総額いくら?調べてみました
子沢山の場合、やはり人数が多いためになる為総額も大きくなることは分かっています。
- 高等教育機関進学率は82.6%
- 大学・短大進学率は58.1%
ほとんどの中学生が高等学校へ進学し、半分ぐらいが大学へ進学していることが分かります。
子供の教育費、幼稚園から高校までの総額

幼稚園から高校まで私立の場合は、公立に行った場合の約3倍の教育費が掛かる事になりますね。
2020年現在、幼稚園、保育所、認定こども園に加え、地域型保育も同様に無償化の対象になっています。
無償化の期間は満3歳になった後の4月1日から小学校就学前までなので、上記のグラフからは幼稚園の教育費は引かれることになります。
今は公立の幼稚園が減ってきている、もしくはない都道府県があるので、
(ケース2:幼稚園のみ私立、小、中、高等学校は公立)で考えてみると
635万ー(未就学児3~5さい無償化のため)158万=子供一人当たり477万円

子沢山の我が家は子供6人ですので
最低でも477万×6=2,852万円!!!
しかもあくまでも一番お金が掛からないパターンの高校生までで、大学は更にお金掛かります。
子供の教育費、大学の総額
国立大学 | 私立大学(文系) | |
入学金 | 282,000 | 256,378 |
授業料年額 | 520,800 | 736,938 |
設備設備費 | ー | 158,662 |
検定料 | 17,000 | 35,000 |
4年間に掛かる 学費 | 2,382,000 | 3,873,773 |
更に大学に通うにあたって、
- 自宅以外から通学を始める為に必要な準備費用が約45万円
- 自宅以外から通学者への仕送りが年平均101万円

これは教育費だけであって、やっぱりその他もお金が掛かるのではないでしょうか?
教育費は最低限、それ以外にもお金が掛かる
実際に未就学児3~6歳の幼稚園、保育園の教育費は無償化になっていますが、給食費や経費などは支払いがあります。
その他考えてみると
- 小学生・・・勉強に必須用品、習い事
- 中学生・・・勉強に必須用品、お小遣い、携帯代、塾、交際費
- 高校生・・・勉強に必須用品、交通費、携帯代、交際費、大学受験の塾
など、他にもお金が掛かる事を考えておかなくてはなりません。
高校生、大学生はアルバイトで少し生活費を稼ぐ方もいる事でしょう。

年が上がるごとにお小遣いや習い事の金額も大きくなっていきます。
この辺りも子沢山などそれなりの金額になるので、考えなくてはならないところです。
【子沢山】子供の教育費のために出来る事から
教育費の捻出方法は(何らかの対応をしている世帯)は、「教育費以外の支出を削っている(節約)」32.7%と最も多く、「預貯金や保険をを取り崩している」23.5%、「子供(在学者本人)がアルバイトしている」22.9%、「奨学金を受けている」17.6%と続いている。
やはり急にはお金の用意は出来ない為、日ごろからの対策が大切になるのではないでしょうか。
児童手当を溜めておく
- 0~3歳未満・・・一律月額15,000円
- 3歳から小学修了前・・・月額10,000円(第三子以降15,000円)
- 中学生・・・月額10,000円
支給されています。
- 15,000×35か月(0歳~2歳11か月)=525,000円
- 10,000×108か月(3歳から12歳の9年間)=1,080,000円
- 5,000×36か月(中1から中3の3年間)=180,000円
TOTAL:1,785,000円と大きな金額になります。是非、子供の為に溜めておくのも一つです。
学資保険を考えてみる
学資保険の場合、親に何かあった場合でも保証されます。
ただ気を付けなければいけないのは、月々支払っていた合計金額より元本割れしていないかよく調べる必要があります。
細かな特典なども良く聞いて、良く吟味する必要があります。まずは無料相談してみると、どんな保険があるか良く分かります。

すぐに契約する必要はないので、相談後は一旦自宅に持ち帰りゆっくり考えてみてくださいね。冷静になって決める必要がありますよ。
特別定額給付金を子供の為に
コロナの影響で国民に支給された「特別定額給付金」。
この先、子供がいざっという時に使えるよう貯金しておくのも一つの手です。特に進学時には何かとお金が掛かります。
中学校進学時から、制服、部活動費など色々掛かるようになります。

実際に子供一人一人に口座を作り、毎月貯金をしています。
国の教育ローンを考える
高等学校の無償化の話も出ています。
子どもが行きたい学校があるなら、行かせてあげたいと思うのが親ではないでしょうか。
家計に大きな負担が掛かるようであるならば、一度考えてみるのもありだと思います。
【子沢山】子供の教育費は大学まで総額のまとめ
子どもを産んだ時からお金が掛かるとは分かっていたものの、大体の金額が分かると改めてしっかりしなくてはと気づかされます。
子沢山で子供達にも多少負担が掛かるかもしれませんが、我が子の為にも子供がやりたい事にはなるべく後押し出来るようにはしてあげたいですよね。

子どもが小さいうちの方が出費が少ないので、やはりその時がお金の為時なのではないかと今痛感しています。
早いうちに気が付けば、まだまだ準備出来る期間があります。ぜひ一度考えてみる事をお勧めします。
日頃からのお金の使い方を家計を可視化することで、見直すことも出来ますよ。